今日買いに行ったらラスト2冊でした。
亀ちゃんのページしか読んでないけど素敵な本ですね。
読み応えがあって、
テーマ通りの亀梨和也の元、基、MOTO、本、もと…素?がここにあります。
買えてよかったと思える1冊です。
亀梨和也の、モト。7P
コンプレックスについて小さい頃は、身体が小さいのがコンプレックスだった。
Jr.に入ってからは『なんでみんな踊りがうまいんだろう?かっこいいんだろう?』って。
KAT-TUNになってからは、金髪だったしドラマやっても普通の役来ないんじゃないかな、
とか。
どういう大人になるんだろう?ってすごく思ってた。それは、すごいコンプレックスだった。
KAT-TUNの5人と自分を比してのコンプレックスは?今でも思うけど、俺って取り柄ないの。うちのメンバーはすごくこだわりが強いけど、
俺はこだわりとかないし、なんもないな、って思う。
個性を無理やりにでも探して、自分の武器にするのがこの世界の“普通”だと思うのだが。それをやると俺っぽくないし、柔軟で軽い自分も好きだから。俺は“演じ屋”として
立たせてもらっていて、周囲のものすごい数の人たちの才能や努力に支えられているので、
そこで自分は常にベストの状態でなければいけないとは感じます。
多くの人の支えがひとつの原動力となっている。わりかし『自分がこうしたい』というよりも『こうしたら喜んでくれるだろうな』って
思いが強い方かな。例えば、自分が『えっ?』と思うことでも、やることで楽しい現場に
なる、とか、仕事がスムーズになってみんなが助かるだろうな、というのは我慢できる
タイプかもしれない。
かなりの気遣い屋?でも、そこにストレスを感じるわけじゃなくて。許容範囲が広いんじゃないですか?
自分で言うのもなんだけど(笑)
真面目。本人もそれに対しては自覚している。真面目ときどきやんちゃ、みたいな(笑)
かっこよくいなければいけない存在として“かっこよさ”をどう考えている?周りに気を遣える、周りに対しての意識が高い人がかっこいい人だと思う。
ジョニー・デップは、会った時にすごいやんちゃなイメージだったんだけど、
レッドカーペットでひとりひとりにサインしたりする。ああいうのを目の当たりにすると
『かっけーな』って。木村くんは、ナチュラルでいるけど、ちゃんと“木村拓哉”でいる
責任感があって、意識して行動してる。かっこいいと思います。
木村くんには『“疲れた”とか、絶対に言うな。“キツい”までは許すけど、“疲れた”
っていうと周りが疲れるんだよ』って言われますね。最近、先輩と絡むことがあると
『タレントってこういうことなんだ』って教えられる気がする。やりたいことと
やらなきゃいけないことがある中で、どんな状況でも消化できてて。
“こうじゃなきゃ絶対にだめ”というのではない、その時の状況によって自分を通して
ちゃんと消化しているから、すごいなあ、と。そういう人間でいたい、俺も。
「自分にはとりえはない」これが自分の武器になると考えている。フラットな状態でいられるのは、強みかもしれない。固定観念を持たないで生きようと
思っていて、仕事の上でもそう。疑問に感じることもあるけど、とりあえず消化してみれば
何か違うものになるかもしれないと思って。亀梨和也にとってプラスになるのかマイナスに
なるのかは、一応考える。でも、やらなきゃ分からないなって。いろんなことをやるから、
俺のイメージって散乱してると思うの。それはすごく感じる。でも、それが俺だし。
ジャニーズアイドルとしての覚悟来た球は全部打ち返すのが、ジャニーズだと思う。『これだけしかやりたくない』と
言うのであれば、ジャニーズにいる必要がない。俺は『できない』って言いたくないし、
やれば何かが見えてくる。いろんなことをやっているけどひとつひとつの仕事に誇りを
持って自分なりにきちんと向き合って、手を抜いているわけじゃない。どんな仕事でも、
始めたら真剣に取り組みたい。中途半端にやるということは、その分野一本でやっている
人やその分野で長けている人たちをバカにしている行為だから。
自分で好きなことができるとしたら?『何をやってほしいのかな』と周りにリサーチをかけちゃうかも。
昔からみんなを笑わせたりしてて、“一家に一台”って感じで親戚には
『和也、レンタルさせてほしいわ』って言われてた(笑)。俺、三男坊だからかもね。
状況に瞬時に対応できる柔軟性がないと生きていけなかったんですよ、小さい頃から。
何かをした時に、自分の理想の形になることが“一番になること”だと思っているから、
その理想に近付けたいとは思う。すごい挫折もしますよ。理想通りにできても、結果に
残らない時とか。自分がズレてるのかな?と感じることだってあって。だから、自分の
感覚が100%でやているし、そういう自信がないとできないんだけど。
何がいけなかったのか、と考える時は、いっぱい映画観たり本を読んだり。
それが力になるし、自分がやってることすべて100点取れていたら、年々自分が小さく
なっていきそうな気もする。
ポジティブなのかな。逆境には強くないよ。シュンってなるから(笑)。けど、何だろう?
ヘコみはするけど、止まりはしないというか。まず進んで、修正。ずっと傷を負いながら
歩いていても悪化するだけだけど、その傷を治しつつ、進んでいく。
ドラマ作ってても音楽作っててもそうだけど、ひとりじゃないって思わせてくれる環境が
あるから。ひとりだったら、すぐにシュンとなって終ってますよ。実はそんなに切り替え
早いタイプでもなくて。ドラマの撮影でOKが出ても帰りの車で『あのシーンはもっと
こうできたな』とか、すごく思う。家に帰ってから鏡見てそのシーンをやってみたり(笑)
本当に日々反省です。

ドラマ撮影終了後、夜11時の取材。
雑誌の取材は撮影の合間だったり、終ってからだったり、
そんな状況でも、真摯な態度でお仕事する亀ちゃんは素敵です。
最後に書かれてある
人間としての深みを身に着けつつある、
この一級品の素材が将来どのような輝きを放つのか見守っていきたい。
という言葉と私も同じ気持ちでいます。
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